「擬似恋愛」で彼氏を作る意味や嬉しい効果について
おすすめ関連記事
誰でもどこかしら擬似恋愛経験はある
みなさんは擬似恋愛をしたことがありますか?
二次元、オンライン上、アイドル、ゲーム……、決して手に届かないけれども、恋愛感情をつい持ってしまう相手はいるものです。
決して結ばれるはずはないのだけれども諦めることができない、もしくは、最初から叶わない状態での恋愛を楽しんでいる、場合など様々な楽しみ方があります。
しかし、擬似恋愛とは本物の恋愛ではなく、恋をしている状態を楽しむものであり、否定的にとらえる方も多いのが現実。それでは、擬似恋愛をすることはいけないことなのでしょうか?
これだから擬似恋愛はやめられない!
リアルにいる人物に擬似恋愛をしている場合、二次元のキャラクターに擬似恋愛をしている場合など様々なパターンが存在しますが、擬似恋愛には共通する点が存在します。
どのような点が思わず女性をきゅんとさせるのでしょう。
綺麗なところしか見えないから夢を見られる
現実にいる男性は、いい所もあれば、悪い所もある。といった生々しさがあるのに比べて、二次元のキャラクターやアイドルなどは、基本的に綺麗なところしか見えません。
イケメンの二次元キャラクターはいきなり、「ちょっとトイレいってくるわ」とか言いませんよね。
理想の王子様がより取り見取り
自分の顔、性格、仕草など、自分の理想の王子様を選び、恋愛することが可能です。
現実的にありえない言葉を言ってくれる
現実的に男性が恥ずかしいと嫌煙する「好きだよ」や「愛してる」などの気障な台詞を堂々と吐いてくれるので、癒されるという人が多いのも事実です。
忙しさとか時間に関係なく、いつでも擬似恋愛
仕事が忙しくて彼氏に会っている暇もないけど、アプリやネットは時間があればできるから楽しい!
現実的なわずらわしさから開放されるのは大きいですね。
自分に自信がなくて恋愛ができない人でも恋愛ができる
自分の容姿や性格などに自信がなく、嫌われるのが怖い、と恋愛に臆病な人でも安心してのめりこめます。
特にネット上でのなりきりチャットや、アニメや漫画などの二次元、アプリなどのゲームだと、自分を可愛い女の子と仮想して恋愛することが可能です。
擬似恋愛、どんな人がはまりやすい?
さて、そんな良い一面もある疑似恋愛ですが、どんな人がハマりやすいのでしょうか?以下を見ていきましょう。
仕事が忙しくて余裕がなく、しかも彼と会う予定を立てるのも面倒くさい、こんなことなら別に彼氏なんかいらない。
という面倒くさがりさんに擬似恋愛はうってつけです。
ただのキャラ好きが高じて恋愛感情になってしまうなんてことも。もちろん願いはかないませんが、人気タイトルであれば、続編が出たり、ウキウキできる要素は沢山あります。
もし彼氏がいたとしても、連絡をあまりくれなかったりして、現実での寂しさを埋めるのに擬似恋愛を始める人も多いようです。
擬似恋愛、ここが危ない!
良いことだらけの擬似恋愛のように見えますが、こんな落とし穴もあります、見ていきましょう。
恋愛アプリやスマホゲームなどには、登録や遊ぶのは無料で、オプションとして課金制度を設けているものもあります。
例えばシナリオのあるものだったら、途中までは無料、この先は課金しないと見られない、などの擬似恋愛商法を用いているものもあります。
好きだからといって男性に貢ぎすぎてはいけないのは、現実でも二次元でも同じです。
オンラインゲームやLINE、twitterなどでのやり取りを通して恋愛をしていたのに、気づけばリアルで会うことになったりして、その際、様々なトラブルに巻き込まれるケースが多発しています。
リアルで会ってしまったら、それはもう現実です。気を引き締めましょう。特に、既婚男性、上司、男友達などが相手の場合は要注意。
疑似恋愛で一番怖いのがコレ。疑似恋愛は自分を否定されることもありませんし、何もかも自分の都合よく事が進んでいきますが、だからこそリアルの恋愛よりも楽しく、現実からどんどん逃避してしまいます。
ハマりすぎると現実で恋愛ができなくなってしまいう!?
また、疑似恋愛にハマりすぎると現実で恋愛ができなくなってしまいます。リアルな恋愛は疑似恋愛のように思い通りにはいきませんし、現実の男は何かと煩わしく、欠点だらけ。疑似恋愛しか経験してこなかった人にとって、現実の恋愛は面倒な苦行になってしまうのです。
だからリアルな恋愛をしてもすぐに喧嘩になってしまったり、振られてしまったり……。恋愛は甘いだけじゃないということは疑似恋愛ではとても経験できず、どんなに疑似恋愛を重ねても恋愛の経験値は得られません。それどころか、理想ばかり高くなってまともな感覚で恋愛ができなくなってしまう可能性が大なのです。
疑似恋愛なんて結局は自分にとって都合のよい妄想でしかない、これを心に留めておかないと大けがしてしまいます。
擬似恋愛をしているうちはいいのですが、その熱が冷めて気づけばいい年になっていた。という浦島太郎状態を経験してしまう可能性があります。
疑似恋愛をするなら、リアルの恋愛も両立できるのが理想ですね。
結論。擬似恋愛は楽しい、でも
擬似恋愛は楽しいですし、癒されます。現実の苦しみを忘れられます。
本当に恋愛しているような気がして、恋愛をしている時と同じようなホルモンが分泌されたりなど効果が得られます。心理的にもイライラすることもないですし、まさに夢のような気分が味わえます。
しかし、擬似恋愛にかけた時間は戻ってきませんし、擬似恋愛はあくまで夢であり、現実にはそんな理想のような恋愛は存在しないのだということを自覚しましょう。
女は若くなければ価値がない――とは言いませんが、若さは大きな武器です。疑似恋愛にハマっている内に結婚適齢期を過ぎてしまった、なんて悲惨すぎて笑い話にもなりません。疑似恋愛はアルコールと同じように人を酔わせ、度が過ぎれば人を狂わせてしまうものです。だから疑似恋愛にハマっている内にその若さはどんどん失われてしまいます。
この認識ができずに疑似恋愛にハマっていると、いつの間にかリアルの自分が「手遅れ」になります。用法容量を守って、楽しく疑似恋愛していきましょう。
以前、【だるい】恋愛するのがめんどくさいという男女が急増中というコラムも執筆しました。危機感を持つ事も大事ですね。