全米も震撼!365命がけの求人
生きるか、求人か……それしかない
「おはこんにちは、365がぁる編集長のShinnojiです。これはいつもの日本一振り切った恋愛メディア、365がぁる上で行われる特集記事の撮影風景である」
「この記事は毎回、オリジナルで台本を作成し、写真撮影、加工を行い、入念なチェックを繰り返し、世の中にリリースされていく、365運営陣が一番時間と頭を使った記事である」
「場合によっては社外に出て撮影を行うこともあるのだが」
「お解りいただけるだろうか」
「365がぁるが何故、こんな規模にも関わらず、大手メディアに負けず劣らず奮闘し、かれこれ立ち上げから3年以上存続しているのか」
「それは、月に1度行われるこの読者の悩みなんて0.2秒で置き去りにして別世界へご招待する、その季節、その月々に合わせたこの特集記事たちのおかげである」
「よく電話越しで 『Shinnojiさんまた面白いコトやってますね~』 とか言われるのだが、もう一度よく見て欲しい……完全な
「人」
「手」
「不」
「足」
「人手不足!!!」
「である。そう、今まさにあなたは 『365がぁるの特集記事をメイキングしている365がぁるの特集記事を見ている』という傍から見ると立派な珍現象に巻き込まれている」
「謎の台本、そしてぞよ系宇宙人ぺとらの巧妙なフォトショップマジックにより今まで気づかなかったと思うが」
「我々はそもそも、4人いなければ、3人そろって撮影する事すらできないのだ」
「ある日『自撮り棒使えば別ぞよな!』『凄い! それは画期的だ!』という話が挙がっても──」
「2分で『でもそれって究極のドM思考だよね』『人としても宇宙人としても終わってるぞよな……』という悲惨な結論に至るのである」
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Shinnoji の”牙城”
「これが365がぁる編集長Shinnojiの現在のガチの業務用のデスクである」
「こっちみんなwwwww」
「Shinnojiは、2014年、厚生省指定の難病である “クローン病” を患って以来、1日に4~5杯は軽く飲んでいた大好きな珈琲を一切絶ち、珈琲味の飴を舐め続けている」
「挙句の果てに『あのクソ不味い栄養剤を飲むくらいなら禁煙する』と言い出し、禁断症状一切無しで禁煙に成功し『吸う人の気持ちも煙たがる人の気持ちも解る』と謎の中立視点をキープしている、通常ならばあり得ない精神力である」
「現になんとShinnojiは病気を患って以来、食事制限と称し、一度もラーメンを食べていない。こう言われるとこの苦しみもすぐ理解できるだろう」
「今まで書き溜めたノートの上にあるのは社長がグアムへ行った際のお土産として貰った『謎のお守り』である。裏にメッセージが掘られており、Shinnojiは『WEALTH』、つまり『冨=諭吉』に恵まれるらしい」
「飲み会になった場合『確かに仕事の業績はトップクラスだが健康運の方が良かったのではないか』という議論がたまに飛び交っている」
「その手前を見てみよう、人からの貰い物は大切にし、律儀に飾るShinnojiの男としての器の大きさと繊細さが垣間見える。これはShinnojiが誕生日にぺとらから貰った彼の大好きなアニメ『あの夏で待ってる。』の『貴月イチカ先輩の絵』だ」
「Ptrという謎のサインはおそらく “ぺとら” を指しているのだろう」
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浜田麻里
「その隣に佇むのは日本が世界に誇る歌姫、2015年、さいたまスーパーアリーナで行われる日本最大級のヘヴィメタルフェス『LOUD PARK』で世界中の度肝を抜いた “浜田麻里” の最新作 “MISSION” である」
「御年53歳とは思えぬこの美貌……高崎晃(日本が世界に誇るLOUDNESSのギタリスト)はもちろん、若井望を始め、MR.BIGのビリー・シーン(ベーシスト)まで参加しているというバケモノクラスのアルバムである」
「ちなみに今作の発売後数日は、大阪の某CDショップでは乃木坂46の46人に対して1人で決戦を挑む浜田麻里の絶大な力が顕現されている」
「もはや乃木坂46がまともに見えない。関西恐るべし」
「そしてShinnoji本人は2016年4月にZeppなんばでの公演に参戦予定だったがチケットを買い逃し(追加公演を裏交渉なう)悶絶している」
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“犬”と書いて”漢”と読む熱き漢のコミック
「そんな “浜田麻里” の手前に見えるのは……」
「なんと…… “銀牙 -流れ星・銀-“ ではないか……」
「銀牙 -流れ星 銀-」は、『週刊少年ジャンプ』で連載された高橋よしひろの漫画作品、およびそれを原作とするテレビアニメ、ミュージカル作品である。続編に『銀牙伝説WEED』がある。
生命の誕生と死、幼くして巨大な敵に向かう運命を持った熊犬・銀の冒険熱血青春ドラマ。犬同士の会話を人間の言葉に置き換ることで彼らの友情、結束、葛藤、成長を描いている。国内のみならず、海外でも支持を得ている。
「この隠れた名作を生でデスクに置いている恋愛メディアの中の人は日本広しと言えど365がぁる編集長Shinnojiだけだろう」
「何とShinnojiは、今なお愛されるこの『銀牙伝説シリーズ』の最新作『銀牙 -THE LAST WARS-』の連載開始に衝撃を受け、別のサイトにその事を書いたら満塁逆転ホームランかのようなバズが起こり、以来 “銀牙の人” という名目で “銀牙伝説シリーズの正しい読み方” というコラム連載まで行っているのだ」
「たまたまだが、様々な登場キャラクターの頂点に立つであろうレベルの漢『初代奥羽の総大将・リキ』が表紙になっている巻を一番上にする等、Shinnojiの中にある “銀牙愛” を垣間見る事ができる」
「まだまだ山程語れる事はあるかもしれないが、一旦、この台本を書いているShinnoji本人に執筆現在風邪の疑いがかかっており『喉がおかしい』と言い出した為、自他共に『Shinnojiの右腕は?』と聞けばこの子と答える、Shinnojiとは師弟関係にあるぺとらちゃんのデスクに注目してみよう」
「一体どんな銀河的アプローチが待っているのだろうか」
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世界初!宇宙人の職場極秘公開
「これが365がぁる銀河系広報担当、ぺとらちゃんの作業場だ。Shinnojiのデスクに比べると、密度が濃い、やはり宇宙人ならではのカルチャーなのだろうか」
「現時点でところどころ突っ込みたい箇所が既に2、3見受けられるが、まずは手前の『謎のポーチ』に注目してみよう。外観からは乙女さの欠片も感じられないが、中身は……」
「まず5円玉が1枚……」
「そして5円玉が1枚……」
「さらに5円玉が1枚……」
「……」
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ご縁がありますようにぞよ
「恐らくこれは某出前チェーンのメニューについている “またご縁があれば” という5円玉に違いない」
「さて、書類の前に突き刺さっている『大体の歯が銀歯』の恐ろしい表情の人物は何者か」
「そう、彼こそがぺとらの崇拝するアンチクライスト・スーパースター、Marilyn Manson(マリリン・マンソン)その人である」
「『痛』という文字が気になるところだが、マンソンの表情から察するに恐らく足の小指を箪笥の角にぶつけたレベルだと思われる」
「そんな『痛マンソン』の手前から顔を覗かせるのは……」
「メイソンである」
大阪を拠点に活動するShinnojiの友人のペリーおじさんがやっているヘヴィメタルバンド。
危機感の秋 part2 生き残りたければ──戦え にて、Shinnojiがぺとらを買収する際に使われた思い出のアイテム。
「マンソンとメイソンを掛けようとしているが、フリが今ひとつ弱い。そして……」
「……」
「……」
「未開封である」
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このハート銀河で であった恋♪
「その手前にあるのは『攻殻機動隊』や『パトレイバー』などでお馴染み押井守監督の著書『ケルベロス -鋼鉄の猟犬』 である」
「それ相応の数がある押井守監督の作品群の中なぜ『ケルベロス -鋼鉄の猟犬-』なのかは全く解らない」
「今のところ乙女度はゼロ。むしろまだ “浜田麻里を飾っているShinnojiの方が心は乙女” である可能性すらあり得る」
「結局、ぺとらのデスクでかろうじて乙女さのありそうな物は『ケルベロス -鋼鉄の猟犬-』の隣に突っ込まれていた『かにみそ』 くらいだった」
「しかし、視点を動かすと実は “タキシード仮面” の人形があるのだが……」
「Shinnojiからは完全に死角となっており、今まで話題に挙がったことはない」
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“世を忍ぶ仮の姿”が遂に明かされる……?
「そして師と同じく、ぺとらも贈られた物は飾る主義らしい」
「これはぺとらの誕生日にShinnojiが、本来であれば3日間ほどかけて描いたガチのマリリン・マンソンの絵を、いざ印刷しようとした際に著○権的な大人の事情でNGをくらってしまい……」
「急遽、深夜に意識朦朧の中3~4時間で描いたぺとらのラフスケッチを印刷したマグカップである」
「凄いのはこれに描かれている “世を忍ぶ仮の姿” のぺとらである。何故かこの汚い絵が社内では高評価を浴び「かなり似ている」と、重要文化財レベルで扱われている」
「しかし、これを描いたShinnoji本人は『眠すぎてどうやって描いたか覚えていない』と供述している」
「そんな365運営陣のデスクの間に佇むのが……」
「井上である」
井上である。部署こそ違ったものの、Shinnoji、ぺとらと共に大阪の某ブラック企業で修羅場を潜り抜けた同僚の一人である。たまにShinnojiとぺとらが飲んでいると現れる。
楽器を持って弾く or 歌うことに快感を覚えるヘヴィメタラーのShinnojiとは真逆で、ターンテーブルで円盤を回すクラブ・ミュージック大好きな現役DJであるが、一度カラオケに入るとShinnoji、ぺとらと共に朝まで壮絶アニソンバトルを展開する猛者である。
十八番はまさかの「ポケモン言えるかな」この曲でぺとらに「ポケモン」という概念を摺りこんだ張本人である。この名刺は、Shinnojiとぺとらの飲み会に現れた際に自分を売り込んできた時のものである。今このように飾られ、ネタにされていることは本人も知らない。
ちなみにShinnojiとぺとらがカラオケで完コピすると言われる、あのV6のイノッ○ではない。
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戦士たちの “安息の地”
「そんな説明だけで365運営陣に休憩時間がやってくる」
「365がぁる運営陣が一時の休息を得るこのタイムリミットは1時間。我々は、いつもこの席で食事を摂り、最近の音楽シーンやアニメ等、他愛もない話をしながら、午後からの業務に向けての体力を養うのだが……
「お気づきの方もいるかもしれないが、いつも出てくる “会議室” である」
「実は社内でリノベーションを行い “休憩室” と “会議室” が今だけごっちゃになっているのだ。もちろん、ここでは会議も行う。『まさかカレーとか刺激的な匂いのある食べ物を持ってくる奴はいないだろう』と話していた当日のランチでTomo先輩が早速カレーを持ち込んできた嘘みたいな本当の話が今も語られている」
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「もちろん、他にも休憩スポットは用意されているので安心して欲しい」
「まず電化製品も揃った“廊下ゾーン”、一人でゆったりと休憩したい時におすすめだ」
「そして、廊下の最奥スペースを有効活用した “窓際ゾーン”」
「見ての通り、奥側の出入りが馬鹿みたいに狭いので、出入りが容易ではなく、Shinnojiとぺとらは一度好奇心で休憩してみたが、再度利用した事はない」
「一応、くつろげる仕様にはなっており、窓にはおしゃれな日差しよけも施されている。そんな優雅な “窓際ゾーン” に佇むのは……」
「井上である」
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生産されし業
「では、実際に365運営陣の撮影風景を見てみよう」
「まず、用意するものはこれ(カメラと台本とペン)だ」
「流石に各シーンを暗記するほど優秀ではないので、毎回台本を印刷している。が、見てもらえるだろうか……」
「雑だ」
「どうしても3人映らなくてはシーンが成立しない場合のみ、宇宙人が他の部署にヘルプを求めに行くシュールな光景を見ることができる」
「撮影が終われば、加工だ。基本的に宇宙人が写真を選定し、専用のソフトで一枚一枚手作業で加工を行っている」
「本来のぺとらの力を解放すれば、1秒間に5,000枚の写真加工が可能らしいのだが、そのあまりの速さに空間が対消滅を起こし、地球が消し飛ぶ為、手作業を余儀なくされている」
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写真はイメージです
「これだけならまだいいと思う人もいるだろう」
「だが、我々の仕事はこれだけではない」
「こうしている間にも、次々と別の業務が、牙をむき、襲い掛かってくるのである」
「そう──
「樋熊(ヒグマ)のように」
「ぞよぉおおおお!!!」
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樋熊に襲われた時の対処法
「!?」
だが、対処法はしっかり存在する。その昔、アイヌ民族は、槍を使った熊狩りをしていたという。
槍を突き立て、樋熊が襲いかかってきた瞬間に、熊の懐に潜るのだ。
「フッ、この程度の熊、赤カブトやモンスーンの比ではない。365がぁる編集長の俺の手にかかれば、一撃で──
スパーンッ
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どんな獣害・樋熊系パニック小説でも、この槍戦法は大体失敗するからやめておけ。
「そんな惨劇の隅に佇むのは……」
「井上である」
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まさかの求人記事
ご存じの通り、365がぁるはほぼ2人(Shinnojiとぺとら)の手によって運営されて来ましたが、遂に2人で回すには限界の所まで来てしまいました。
今後、365がぁるをもっと成長させていく為に、今回ようやく求人募集を行う事になりました。
365がぁるで一緒に恋愛シーンを盛り上げてくれる方、また我々と共に戦っていきたいと思う方は、是非ご応募お待ちしております。
詳しい採用情報はこちらから、ご確認して頂き、本当に覚悟が出来ている人のみご応募下さい。
裏話
「面接とか久しぶりやな~」
コンコン
「あ、次の人や、どうぞ~」
「よろすくお願いするだす~★」
「……」
「……」
「もう帰ろ」
完

365がぁる編集部

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