本当にやめなきゃダメ?占い依存について知っておきたい3つのこと
不安になったとき、悩んだとき、つい占いに頼ってしまうことってありますよね。近年「占い依存」がメディアでも取り上げられ、占いに頼ることがいけないことのように感じることがあるかもしれません。
でも占いに頼りすぎることは悪いことでしょうか?今日は占い依存かも?と思った時に、知っておきたい3つのことをご紹介します。
占い依存について知っておきたい3つのこと
①実は現場の占い師さんは相談者の幸せを真剣に考えている
「占い依存」については様々な意見がありますが、頼りすぎてしまうのは、占い師が依存させて儲けようとしている、という意見の人がいます。でも、本当にそうでしょうか?
占い依存は占い師のせい!のウソとホントの話
元々「占い依存」は、古くから占い業界では有名な話でした。
それは、相談者を依存させた方が占い師がたくさんお金を儲けることができるため、ごく一部の悪徳占い師が相談者の弱みに付け込み、わざと依存させるようにしていたことがあったからです。
しかし、近年は真面目な占い師も多くいます。
実際、現場の占い師100人に「占いを提供するときに大切にしていることは何か?」という、意識調査アンケートを取ったところこのような結果が出ました。
相談者の行動につながるアドバイスをする21.3%
相談者の気持ちに共感する 17.9%
相談者に元気になってもらう 14.5%
相談者との信頼関係を作る 13.1%
相談者の心を癒す 10.3%
(以下略)
このアンケート結果からわかるように、占い依存になるのは、必ずしも占い師が依存させているせいだ!とは限りません。
むしろ、相談者さんが自分で行動できるように、つまり自立を促そうとしている占い師さんが多数派のようです。
現場の占い師は相談者さんにいかに幸せになってもらえるかを真剣に考えているのです。
②占いに頼り過ぎてしまうのはこんな人
ではどんな人が占いに頼り過ぎてしまうのでしょうか?
占い依存になりやすい人は不幸な人ではなく、○○な人
占いをよく利用しハマってしまうのは、特別不幸な人と思われがちですが実はそうではないということが統計により明らかになりました。
占いに頼ってしまいやすいのは、すぐ人の言うことを信じてしまいやすい「純粋な人」だということです。
さらに、元の文献では、失敗をするのが怖い人なども占いを利用し、占いに頼りやすい傾向にあるとも言及しています。
スピリチュアル市場の研究 ―データで読む急拡大マーケットの真実
有元裕美子 著 参照
また一方で、別の統計では相談者が占い師に期待することの第一位は「ズバリ当ててくれること!」だという結果が出ています。
これらのデータから、占いに依存してしまう人の心には、
・ズバリ当たる占い師に自分の人生が失敗せず、よくなる方法を教えてほしい。
・占いの結果を全面的に信頼して、安心したい。
という隠された思いがあるのかもしれません。
つまり、占い依存になりやすい人は、「純粋で人を信じたい人」、そして、「ズバリ当ててもらって不安を解消したい」という特徴があるようです。
実は、占い依存は誰にでも起こりうること
意外と知られていませんが、占い依存はきっかけさえあれば誰にでも起こることです。
以前SNSで話題になった「まんが浪費図鑑」という漫画の中に、「占いに浪費する女」というエピソードがあります。
作中では20代半ばのごく普通の女性が、失恋がきっかけで占いに依存し、浪費してしまっている様子が描かれています。
このように、特別に不幸な人でなくても、ちょっとしたきっかけで普通の人が占い依存に陥ってしまうこともあるようです。
③占い依存は辛い出来事から立ち直るために一時的に必要なことがある
占い依存に自覚のある人の中には、占いに頼り過ぎてしまうことに罪悪感を感じたり、占いに依存してしまうのは心の弱さで悪いことのように思ったりしてしまう人もいるといいます。
でも本当にそうでしょうか?
占い依存は卒業するタイミングもやってくる
実は先ほどの「占いに浪費する女」というエピソードには続きがあります。
主人公は占いに依存して浪費していたものの、最後はちょっとしたきっかけで占い依存を卒業し、普通の生活に戻り、占い依存だった時のことを振り返るシーンで物語が終わります。
このように、占い依存はちょっとしたきっかけで誰しもなりうることがあると同時に、ちょっとしたきっかけで占い依存を卒業するといったこともあるのです。
つまり、占いに頼り過ぎて依存することは、実はつらいことから立ち直るときに一時的に必要なこと、ともいえるかもしれません。
もしも、あなたが占い依存かもしれないと思ったら…
もしも、これを読んでいる人の中に、占いが好きで、占いに頼り過ぎて依存してるのでは…?と悩んでいる人がいたら、次の3つを意識してください。
①今、あなたは心が弱っていない?
「未来をズバリ当ててほしいぐらい、不安な気持ちやつらい気持ちを抱えているのかもしれない」
と自分の胸に手を当てて考えてみてください。
誰にでも、心が弱ってしまうこと、辛い時期はありますよね。
まずは、自分の今のありのままの気持ちを認め、自分を責めないようにしましょう。
②占い師を心の専門家として頼ってみる
統計からもわかるように、今現場にいる多くの占い師は、相談者さんの幸せを真剣に考え、親身に相談に乗ってくれる人が多くいます。
運命を扱うプロとしてはもちろん、心の専門家として頼ってみてもいいかもしれません。
心の辛さをひとりで抱えないで、あなたが幸せになれるよう占いをうまく活用してみてください。
③占い依存はいつか卒業するものだと知っておく
占い依存はあなたが辛さを乗り越えるために、一時的に必要なことなのかもしれません。
「いつか心から幸せになったときに、占いに頼り過ぎ、依存してしまう状態から卒業する日が来るかもしれない」
ということも知っておいてください。そして、安心して占い師を頼ってみてくださいね。
まとめ
いかがでしたか?
占いを頼り過ぎる占い依存は必ずしも悪いことだとは限りません。
辛さを乗り越え、幸せになるためにうまく占いを頼り、活用したいですね。
石村
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