婚活・結婚

大好きだけど価値観が違う?結婚前に考えたい価値観の話

「価値観」は重要?

大好きだけど価値観が違う?結婚前に考えたい価値観の話

「好きなだけでは結婚はできない」という表現がありますね。相手を好きなだけで成立する恋愛と違い、相手と一緒に生活を営んでいく結婚はただ好きなだけでは厳しいという意味の言葉ですが、これは本当のこと。
一つ屋根の下で暮らし夫婦としてやっていくには、相手を愛するのはもちろん、相手と尊重しあうことが必須です。そこで重要になるのが「価値観」。
一緒に生活していくには価値観の問題は避けては通れません。今回は、結婚する前に考えておきたい価値観の話をお届けします。

そもそも価値観って?

最初に、そもそも価値観とは?という部分から掘り下げましょう。
ここで問われる価値観とは、広い意味での物事の考え方・捉え方・感じ方、どんなふうにものを見てどう思うかという根幹の部分の観念と思っていいでしょう。この価値観は人によって・育った環境や持っている思想によっても大きく異なります。
価値観はあくまで個人の中の見方なので、正しい価値観とか間違った価値観というのはよっぽどでなければありませんが、ただ価値観の違いが激しい人とは深くつき合うことが難しくなるとは思います。

夫婦に価値観の問題が重要な理由

では次に、どうして夫婦になる上で価値観の問題が重要なのか?ですが、これは一緒に生活を営む中で必然的に、夫婦間であまりにも価値観の違いがあって考え方がかけ離れていると、好むライフスタイルや金銭感覚・子育ての方針や人生設計の全てがばらばらな志向になりかねないため。これでは、一つの家庭を作っていく上でお互いに衝突や我慢、あるいは妥協しかなくなるでしょう。
一方、価値観が同じか近い夫婦なら、スムーズに家庭を築いていくことができるのです。

恋人時代は意外とわからない

それほど重要な価値観ですが、意外にも、パートナーと恋人としてつき合っている間は、価値観の違いがあってもわからないものです。
これは、交際している間はどれほど親密でも、お互いにまだやっぱりどこかよそゆきの顔でつき合っているから。そのため、無意識に相手を優先したり本音をしまいこんだりしていて、素の価値観が表へでる場面が少ないのです。相手を美化して見ていて、実際以上によく見える影響もあるでしょう。

価値観の違いに気づきやすいタイミングは……

けれどカップル間で、価値観の違いに最初に気づきやすいタイミングというのがあります。
それが結婚前、プロポーズ後や婚約中の期間。恋人同士が結婚を意識して、将来を頭に置いて相手を見ることで、それまで感じていなかった違和感に気づきやすくなります。
それに、結婚してしまってからより、価値観の違いにはこの時点で気がついておいた方がいいのです。早い段階で気づいていればたとえ価値観が違っていても、対処法はいろいろとあるからです。

価値観の違い含め、結婚前に話しあうべきこと

この結婚前のタイミングで、相手と話しあっておくべきことはたくさんあります。
子供が欲しいかどうか、生活費の管理はどうするか、住む場所について、家事の分担はどのようにするか…恋人時代には考えなくてよかったいくつもの事柄を、パートナーと一緒に決めていきます。
そしてこの対話の中で、相手と同じ方向を向いているか、考え方がだいぶ違うかなどが明らかになっていくでしょう。

大好きな人と、価値観があまりにも違ったら

大好きなパートナーと、あまりにも価値観の違いがあった場合はどうしたらよいでしょうか。例えば、自分は子供が何人も欲しいけれど相手は「子供は欲しくない」と言った。あるいは、自分は夫婦の家をいずれ新築したいけれど、相手は「賃貸でいい」と言う。他にも家事分担の割合や、共働きか女性が専業主婦になるかどうかなど、価値観の大きな違いが浮上することがありますね。
そういう時は、お互いが納得いくまで話しあうか、どちらかが妥協するか、それができなければ別れるかになります。

話しあってわかりあえれば一番!

価値観の違いがあっても、お互いによく話しあってわかりあうことができれば一番です。これは、お互いを尊重できるカップルなら決して難しいことではありません。大事なのは価値観や意見がいつも同じことではなく、違いがあった時にそれをどう折りあわせるかなのです。
相手の意見も理解し、尊重しあうことができれば、そのカップルは夫婦になった後もよい関係でいられるはずです。

価値観の違いを妥協で解決する時は…

大好きだけど価値観が違う?結婚前に考えたい価値観の話

とはいえ実際は、カップル間で価値観の違いが浮上した時、どちらかがそれに対して妥協することになるケースも多いですね。
「室内や車で煙草は吸わないで」に対して、吸いたかった方は妥協して従うとか、相手の両親との同居は嫌だったけれど、相手の希望で妥協して同居を決めるなど。
こういう時に気をつけたいのは、妥協をすることになった側への配慮ですね。相手に一つ妥協させたら次は自分が何か譲るとか、どちらかだけが一方的に妥協を強いられないように気をつけましょう。

別れた方がいい場合もある

価値観の違いは、結婚生活を営む上で影響がかなり大きいものです。
だからこそ、場合によっては別れた方がお互いのためになることもあるのです。あまりにも価値観や考え方が違う者同士では、一緒に暮らしていけばもっともっと違いがでてくるはず。そのたびに我慢や妥協が繰り返されればお互いに疲れてしまいます。価値観が同じ者同士ならこういった苦労はないので、価値観が違う相手とはある意味で、早いうちに別離を選んだ方が幸せなケースもでてきます。

まずはよく話しあおう!

いずれにしても、価値観の違いは相手とよく話しあうことです。
率直なコミュニケーションをとることで、価値観に大きな違いがあっても理解できたり、共感はできなくても認めあえるようになります。
結婚生活は問題や課題が浮上しては解決しての繰り返しなので、結婚前から素直に話しあって理解しあう習慣をつけておけるとベストですね。

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365がぁる編集部

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「365がぁる」編集部です。女性の恋愛の悩みからオススメの占いまで幅広くご紹介しています。占いに関しては専属の占い師の方に執筆いただいております!

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