知ってもっと楽しい！魅惑のタロット占いの歴史と起源～自分de占い～
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ミステリアスな絵が描かれたタロットカード。
このタロットはいつ誰が何のために作ったのでしょうか？
今日は、知るとより理解が深まり楽しくなるタロット占いの歴史と起源を紹介します。
タロットとは？
タロット占いとは、78枚のタロットカードを使った占いです。近い未来のことや、相手の気持ちなど、より具体的なことが当たりやすいようです。
詳しくはこちら
よく当たる！？タロット占いの基礎知識や仕組みとは
タロットの歴史
タロットの起源
タロットの起源は古代エジプトや古代ユダヤなど諸説ありますが、実はタロットの詳細な発祥はいまだによくわかっておらず、タロットのルーツや起源は神秘のヴェールに包まれたままなのです。
実はもともとは貴族の為のゲームだった!?
現存する歴史上最古のタロットは15世紀半ばにイタリアで製作された「ヴィスコンティ・スフォルツァ版」と言って、大きさが約19㎝×約9㎝、金箔や銀で装飾された豪華なカードだといいます。
それもそのはず。
実は当時のタロットは、貴族や富豪が画家に手書きで作成させていたといいます。
その後16世紀に木版画での印刷技術が発達し、徐々に庶民へ、そしてヨーロッパ全土に広がっていったといいます。
当時のタロットはゲームとして扱われていて、賭博が盛んで、風紀を乱すという理由で何度も禁止令が出るほど人気だったのだとか。
今でこそ当たり前に占いに使われているタロット占いですが、当初は日本でいうところの「花札」のようなゲームとして親しまれていたようです。
実は「占い」としてのタロットの歴史は浅い
タロットが占いとして扱われ始めたのは19世紀以降、日本でいえば江戸時代後期、つまり比較的近代に入ってからです。
フランス人のエテイヤという占い師によって「タロットと呼ばれるカードのパックで楽しむ方法」と題されたタロット占いに関する本が、1783～1785年の間に4冊出版されました。
この本がきっかけとなり、タロットは占いとして活用され始めます。
そしてその後、フランスのオカルトや、神秘主義と結びつき、タロットは魔術などと結びつけられ、西洋で占いの地位を確かなものにしていきます。
タロット占いが有名になったのはここ50年ほど
実はタロットが今日ほどポピュラーになったのは、1970年代から80年代にかけて、アメリカやイギリスで起きたスピリチュアルブームによって、タロットの人気が高まったからです。そしてこのブームにより、タロットをスピリチュアリティ探求や心理カウンセリングのツールとして使う人が一気に増えました。日本でもタロットが人気になり始めた1970年から1980年代で、今では世代を超えて愛される占いとなりました。
タロット占いをもっと楽しむコツ
では、タロットの歴史を踏まえて、タロット占いをより楽しむコツお伝えします。
１．タロットは自由に解釈していい
ただのカードゲームだったタロットは様々な思想と混ざりあいながら、占いとして確立されていきました。
したがって、様々な解釈があるのもまたタロットです。
絶対にこう！という読み方はなく、タロットは自由に解釈してOKです。
もし、タロットを占ってみて、ピンと来なければ、インターネットで意味を調べるなどして、自分がしっくりくる答えを見つけるのも面白いかもしれませんね。
もしくは、占いの結果を写メるなどして、プロの占い師さんに見てもらう人もいるそうです。
結果に疑問がある時は、電話占いや、占いハウスで相談してみてもいいかもしれませんね！
２．美術展や博物館でタロットの文化に触れる
タロットは、占いとしてだけでなく西洋では文化とも深く結びついています。
西洋の美術展や、博物館などで展示されていることがあるので、タロットの歴史や文化に触れてみるのも楽しそうです。
歴史の図説や、歴史の資料集など、西洋の歴史文献にもタロットの記述があるので、西洋の歴史や文化と合わせてタロットを楽しみたいですね。
まとめ
いかがでしたか？タロットの歴史を知ることによりタロットが身近に感じていただけたかと思います。
タロット占いの歴史に思いをはせながら、占いを楽しみたいですね。
石村
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