結婚前に同棲するメリットとデメリット、うまくいく秘訣は？

実際、結婚前の同棲ってどうなの？

大好きな恋人といつも一緒にいたい。そんなわがままを叶えてくれるのが一緒に住むこと、同棲です。同棲していると聞くと、ただ付き合っているよりもお互いの距離が近い印象がありますよね。でも一緒に住むとお互いのいい所も悪い所も見えちゃうし、実際どうなの？と思っている人もいるはず。特に、結婚前の同棲を検討中のカップルがする前に考えておくべきポイントをご紹介いたします。

実際同棲するっていいの？

同棲と聞くと、「結婚したら一緒に住むことになるし同棲しなくていい」、「結婚前に同棲して相手の嫌なことが見えたら結婚できないと思う」、「同棲していたら別れられない」、「同棲したらダラダラして結婚できなさそう」と悪い点ばかり見えてしまいがちですが、実際好きな人とずっと一緒にいれる幸せはこれ以上ないものであり、最大のメリットでもあります。

もちろん考えの甘い状態で同棲してしまうことで後悔するカップルもいます。ですので、努力次第で防げるトラブルは同棲前によく話し合って防ぐように考え、同棲のいいところがより際立つようにしていきましょう。

同棲する前に

好きだからずっと一緒にいたい、と勢いで同棲を決めてしまうと後々いろんな問題が出てきてしまうことがあります。また、結婚するとなるといろいろ手続きもしないといけないため、お互い段取りができるのですが、法律的な決まりがない同棲はどちらかに負担のしわ寄せがいってしまうことが多いのも事実。

同棲するにあたって先に決めておくポイントを見てみましょう。

同棲前に決めておくこと

同棲前にきちんと恋人と話し合っておくべきことと言えばやはり、「お金の問題」です。金の切れ目が縁の切れ目とは昔からよく言いますが、大好きな恋人とお金で揉めたくはないですよね。避けれることは極力避けれるように事前準備しましょう。同棲で起こりうるお金の問題は、具体的には生活費の分担です。家賃はどちらが負担するのか、生活の中でも大きな割合を占める食費はどのようにするのか、生活に必要なものはどちらが揃えるのかなどです。

家賃の支払いはどちらかのクレジットカードや銀行口座から引き落とされるようになるので、家賃の半額分をお金で相手に渡すようにするのか、それとも自分は食費を負担するのか、水道光熱費は交互に支払うとか、こういったお金に関する部分は曖昧にしないで必ず二人で同棲するよりも先に話し合って決めておいて下さい。

同棲の期間

次に、結婚前のカップルが同棲するにあたって大事なポイントと言えば、「同棲の期間」でしょう。同棲生活と結婚生活は婚姻届けを出しているかいないかの違いだけで特に違いはありません。同棲をはじめて新婚気分を味わってしまい、実際の結婚に向かうパワーが減ってしまう恐れがあります。

同棲する前にお互いに思う、結婚までの同棲期間をしっかり話し合い、その目標に向かって二人で努力しましょう。二人できちんと同棲をする意味を共有できれば、自然とダラダラ同棲することもなくなるはずです。

同棲すること、親には話した方がいい？

「私の親は古い人間だから、同棲のことを話したら『結婚前になんてことを！』って怒られちゃうかも……」と心配する人も意外と多いですよね。でも、結婚前の同棲に関しては正直に親に話をする方がベター。同棲を始めるということはその人の人生を自分の人生に組み込むことと同じです。結婚を真剣に考えて同棲をしたいのならその真剣さは必ず親御さんに伝わるでしょう。

必要があるなら、彼に挨拶にきて欲しいとお願いしましょう。もしあなたのご両親に会うことを渋ったらもしかしたら彼は真剣ではないかもしれません。お互いの真剣さを再認識するためにも勇気を出してご両親には打ち明けましょう。それに、いざ結婚となった時に両方の親御さんの認識がずれていると、それはそれで気まずい雰囲気になってしまいますからね。

同棲をうまく続かせる秘訣とは？

同棲したらずっと好きな人と一緒に過ごせてたくさん甘えることもできます。でもだからといって相手を自分の所有物と考えるのは厳禁。どんなに距離が近くても彼の考えは彼にしかわからないし、彼はあなたのためだけにそこにいるのではないということを忘れないでください。何か迷ったりしたら二人で話し合う。これができるかどうかだけで楽しい同棲生活が続くかどうか決まると言っても過言ではありません。

誰だって相談されたり頼られたりしたら嬉しいですよね。反対に何でも自分ひとりで決めてしまったら、「私っている必要ないんじゃない？」と悲しい気持ちになるはずです。同棲生活はどちらかが楽しいだけでは長続きしません。どうか二人で顔を合わせて話す時間を持つように心がけて下さい。