本当に怖い! 女の嫉妬、男の嫉妬とはどこが違う?
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テンプレート化した女性の幸せ
「女の幸せ」という言葉がある通り、女性の幸せの形はとかくテンプレート化されがちです。
彼氏ができた、結婚する、妊娠する、出産する、子どもが有名な学校に入る。
こういった事が人生の中で起これば、大抵の女性が「幸せだね」と言われます。
生き方が多様化し、独身でも子どもがいなくても人生を謳歌する方法はあるのが本来の幸せの姿です。
幼少期からそうしたテンプレート化した女性の幸せに感化されて育っていると、「彼氏がいなければ、結婚しなければ、妊娠出産しなければ幸せになれない」という強迫的な観念が生まれてしまいます。
その為、自分が達成できなかった幸せの形を手に入れた女性を見ると嫉妬心が燃え上がり、時にとてつもない攻撃性を発揮してしまうのです。今日も一緒に考えていきましょう。
みんな一緒でなければならない呪い
女性は男性よりも共感性が高く、情緒的な結びつきを重視する傾向にあります。
それは一見、優しい関係を大切にする温かいものに見えますが、裏側には異端者を許さない事でコミュニティ内のメンバーを画一化しようとする意図があります。
学校で発生する女子生徒のいじめは大変些細なきっかけで始まります。
昨日まで仲のいい友達だったのに、LINEの返事があの子だけ遅かった、遊びに誘ったのにあの子だけ断った。そんな些細な異質性を捕まえて、仲間はずれにしつるし上げる事で、他のメンバーとのつながりを強めようとするのです。
同じ事は大人にも言えます。
こうなると既婚者のメンバーはグループの中で異物となります。
その異物をやり玉にあげて「結婚すると自由がなくなる」「家庭に縛られるのは女性の不利益」と言った、既婚者にとって言葉をぶつけます。
もし自分が不幸な状態にあるならば「相手は自分と同じく不幸でなければならない」と思ってしまいます。
嫉妬心の影にはこうした女性特有の心理現象も起こっているのです。
攻撃性を伴う嫉妬
固定化された幸せの形にとらわれ、共感性に縛られていると、女性の嫉妬は時に恐ろしいほどの攻撃性を見せます。
嫉妬に狂った人は自分も女性である為に、女性が何と言われれば深く傷つくかをよくわかっています。
前述の通り女性は共感性が高い為、コミュニティ内のメンバーの関係を安定させるために力を注ぎます。
嫉妬の対象を身代わりにして、他のメンバーと共通の敵を作る事で自分の味方を固めます。
結果として嫉妬された側は特に落ち度がなくても「自分が悪い」と思ってしまうのです。まだまだあります、次からもっと深く考えていきましょう。
男性と女性の嫉妬の違い
女性の嫉妬が恋愛や結婚と言った情緒の絡んだタイミングで引き起こされるのに対し、男性の嫉妬はもう少し物理的な要因で引き起こされます。
幼い男の子は対戦ゲームの勝敗に熱くなり、時に喧嘩にまで発展します。
これは、単純にゲームの勝敗の数にこだわっているから。
大人の男性も、仕事の成績や収入と言ったわかりやすい数値に伴った嫉妬を覚える事があります。
逆に数値で計る事のできない情緒や感情に対してはあまり関心を払いません。
時々、他人の結婚式を見て嫉妬心を燃やす男性もいますが、そういう人が着目しているのはゲストの人数や料理のランクと言った物理的な面で、女性のように結婚式そのものの持つ幸福そうな雰囲気に嫉妬する事は少ないと言えます。
男性の嫉妬はある意味解消しやすいものです。全てとは言えませんが、数値的なハードルは努力次第でクリアできる事があるから。
その為、嫉妬心を長い間引きずる事になり、「女は根に持つ」とか「執念深い」と言われてしまうようになるのです。
嫉妬のかわし方
「婚テロ」という言葉があります。SNSで結婚式の様子を投稿する事で、独身女性の自尊心を傷つけてしまう現象を言います。
結婚や妊娠等の幸せが訪れたのなら直接話せる人への報告に留め、過剰な発信はやめておくのが賢明でしょう。
もともと幸福は慎み深く享受するもの。浮かれて大っぴらにするのは適切な態度ではありません。
祝い事の際は慎む事、内心はどうあれ他人の幸福を祝福する事が大人の礼儀です。
悪いわけではないのですが、火の粉を受ける事のないように、まずは自分の振る舞いを見直していきたいですね。
以前Shinnojiが執筆したコラムです、こちらも是非参考にしてみて下さい。

365がぁる編集部

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